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【記事掲載】『民具研究』第150号に渋沢敬三関連記事・論文掲載

掲載:2014年12月26日


日本民具学会の会誌『民具研究』第150号(2014.11)に、2013年11月9日に神奈川大学横浜キャンパスで開催された公開シンポジウム「渋沢敬三の民具研究」の記録が掲載されました。

会誌 『民具研究』 150号(最新号) 2014.11
〔日本民具学会 - 2014年12月10日〕
http://www.mingu-gakkai.com/kaishi_saishingou.php

このシンポジウムは渋沢敬三記念事業の一環として神奈川大学日本常民文化研究所と日本民具学会の共催によって開催されたものです。『民具研究』第150号には、このシンポジウムの内容が46ページにわたって記録されています。

●第38回日本民具学会神奈川大会:公開シンポジウム「渋沢敬三の民具研究」
・ 開催趣旨 ……………………………………………………………………………… p.1
・ 基調講演「渋沢敬三の民具研究 : 柳田民俗学との対照から」 / 佐野賢治…… p.2-10
・ 報告1「民具研究の萌芽」 / 小島摩文 …………………………………………… p.11-19
・ 報告2「低湿地文化論の現在 : 投資される低湿地」 / 大門哲 ………………… p.19-29
・ 報告3「農漁民の提唱」 / 秋山笑子 ……………………………………………… p.29-35
・ 質疑応答・討論……………………………………………………………………… p.35-46

また「論文・調査報告」として、小林光一郎氏による「アチック同人から見るアチック・ミューゼアム研究史 : 藤木喜久馬を事例に」も掲載されました(p.67-90)。これは、神奈川大学日本常民文化研究所編『アチック写真』vol.7 (2013.01)に掲載された同氏の「藤木喜久馬について : おもちゃ時代から漁業制度資料調査保存事業まで」に新知見を加え、「藤木[喜久馬(喜久麿。ふじき・きくま、1894-1961)]の業績を再確認するとともに、これまで『アチック同人』と呼ばれる人々を中心としたアチック研究史があまり見られなかったことから、藤木の動向を追うことを事例にアチック研究史の一端を論述することを目的」(p.67)としたものだということです。

リンク

第17回常民文化研究講座を開催いたします。
〔神奈川大学 日本常民文化研究所 - 2013年10月3日〕
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/cgi-bin/system/topics/index.cgi?c=zoom&pk=1379995736

第38回日本民具学会大会報告
〔日本民具学会〕
http://www.mingu-gakkai.com/taikaihoukoku38.php

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