お知らせ

【サイト更新】「eReadeing」のサイドノートにおける長崎大学附属図書館「WEB版グラバー図譜」テスト公開(β版)のお知らせ

掲載:2015年04月10日


デジタル版『渋沢敬三著作集』閲覧システム「eReading」のサイドノートにおいて、長崎大学附属図書館が電子化コレクションのひとつとして公開している「WEB版グラバー図譜」のデータを表示できるようになりました。

eReadingスクリーンショット

「グラバー図譜」は、倉場富三郎(くらば・とみさぶろう、1871-1945)が明治末から昭和初期にかけて編纂した魚類図譜で、「長崎の魚市場に水揚げされた約600種の魚類を、5人の地元画家に肉筆写生させた」(長崎大学附属図書館のウェブサイトより)ものです。800図を超える極彩色の魚譜は、富三郎の死後、遺言によって渋沢敬三に託されましたが、敬三の意志により1950年に長崎大学水産学部へ寄贈されました(「倉場さんと父君グラバー氏 / 渋沢敬三」参照)。その後、長崎大学附属図書館が保管を行うこととなり、田嶋記念大学図書館振興財団と長崎大学水産学部の支援・協力を得て魚譜を電子化、1999年よりインターネットを通じて公開されています。

この度、長崎大学附属図書館のご理解・ご協力をいただき、敬三ゆかりの「WEB版グラバー図譜」のデータを『渋沢敬三著作集』の本文と関連付けて「eReading」のサイドノートに表示できるようになりました。「WEB版グラバー図譜」を表示させるには、「eReading」左下の「表示設定」をクリック、出現した設定画面の (1)「サイドノートの表示」にチェックを入れ、(2)「WEB版グラバー図譜」を選択し、(3)「設定する」ボタンをクリックして下さい(下図参照)。

設定画面スクリーンショット

表示されたそれぞれの項目の魚名をクリックすると、別ウィンドウで長崎大学附属図書館が公開している「WEB版グラバー図譜」の当該ページが表示されます。「グラバー図譜」は、デジタル版『渋沢敬三著作集』の中でも、魚類関連の著作を含む第2巻において表示されやすくなっていますので、ぜひご覧下さい。

敬三の意志により長崎に戻った漁譜が、インターネットを通じて65年ぶりに敬三の著作と再会することになったのは、「必要とする人には自由に使ってもらう」という敬三のモットーを、長崎大学附属図書館、国立情報学研究所高野研究室の皆様と共有できたからに他なりません。関係者の皆様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

なお、今回はテスト公開(β版)となりますが、今後、機能向上を目指して「eReading」のリニューアルを行い、より使いやすい形で公開する予定となっています。どうぞご期待下さい。

リンク

倉場氏魚譜(グラバー図譜)長崎へ帰る : 渋沢敬三の長崎魚への想い / 森望
〔著作・記事を読む | 渋沢敬三アーカイブ〕
http://shibusawakeizo.jp/writing/text_99_001.html

日本西部及び南部魚類図譜 [ グラバー図譜 ]
〔長崎大学附属図書館〕
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/gloveratlas/

倉場さんと父君グラバー氏 / 渋沢敬三 (犬歩当棒録 : 祭魚洞雑録第三)
〔著作・記事を読む | 渋沢敬三アーカイブ〕
http://shibusawakeizo.jp/writing/01_03_158.html

渋沢敬三著作集 第2巻 / 渋沢敬三著;網野善彦[ほか]編 | 書籍目次
〔著作・記事を読む | 渋沢敬三アーカイブ〕
http://shibusawakeizo.jp/writing/writing02.html

PAGE TOP